虐待には4つのタイプがあります

【1】身体的虐待
子どもに、傷あとが残ったり生命が危うくなったりするようなけがをさせたり、体に苦痛を与えること
(例えば…意図的に食事を与えない、裸にして外にしめ出すなど)
※2歳以下の子どもは前後に首がゆさぶられることで、頭蓋内出血や脳の断裂を起こすことがあります

【2】性的虐待
子どもに対して性的行為を強要したり、性的な行為を見せること
(例えば…子どもにポルノビデオを見せる、子どもの性的な写真を撮影するなど)

【3】心理的虐待
子どもの心を傷つけるようなひどいことを言ったり、子どものはたらきかけに応えなかったり(無視)、拒否的な態度を示すこと
(例えば…「うちの子ではない」「生まなければよかった」など口汚く罵る、尋常でない怒鳴り声で叱る、長時間泣かせたままにしておく、子どもの目前で夫婦喧嘩をする、暴力を見せるなど)

【4】養育の拒否・怠慢(ネグレクト)
幼い子どもを家に残したまま、たびたび外出したり、重大な病気になっても病院へ連れて行かないなど、子どもの成長・発達のために必要な衣食住の世話をしないで放っておくこと
(例えば…ひどく不衛生な住環境、食事を与えない、不潔にする、学校に行かせない、幼い子どもだけで外に出したままにする、車中に閉じ込めておくなど)

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