【1】「自分だけは大丈夫」と思わない。家庭内で防犯について話し合う 「犯罪が多発しているらしい」と頭では理解していても、自分とは関係ない話だと思っていませんか。 ひったくり、車上ねらい、空き巣などの犯罪にあった被害者の多くが「まさか、自分が被害にあうとは・・・」と驚いているのが現実です。これら身近な場所で起きる犯罪は、心がけ次第で十分防げる犯罪です。「自分だけは大丈夫」と決して思わないことが大切です。また、家庭内で防犯について話題にするなど、家族全員が犯罪にあわないように気をつけ合いましょう。 【2】「みんながやっているから」とルール無視をしない 1枚の割れた窓を放置しておくと、そこから秩序が崩れはじめ、やがて町全体の荒廃につながっていく、という理論(「割れ窓理論」)があります。小さな事柄の放置が大きな犯罪の温床になるという、アメリカのジョージ・ケリング博士が提唱した理論です。 路上駐車、自転車放置、煙草やゴミのポイ捨て、ゴミ出しルールの無視、落書きなど、小さなルール違反の放置は、まちの荒廃、ひいては犯罪を招く要因とも考えられます。 「みんながやっているから」と生活上のルールを無視する風潮は、改めたいものです。 【3】子どもに目配り・気配りを 生活様式が多様化しており、夜遅くに子どもの姿を見かけることも珍しくなくなりました。 残念なことに子どもを狙った悪質な犯罪が各地で多発しており、特に夜間は、子どものみならず大人でも犯罪に巻き込まれるリスクが高まっているのが現状です。 一方で、多発する街頭犯罪(自転車盗、バイク盗、ひったくりなど)は、検挙された者の8割以上を少年が占めているというデータもあります。 子どもを犯罪の被害者にも加害者にもしないことは、大人の努めでもあります。子どもへの目配り・気配りに努めましょう。 戻る TOPへ |